資料
原価標準
直接材料費 300×1g =300
直接労務費 200×1時間 =200
製造間接費 100×1時間 =100
合計 600
正常仕損率は1%
標準原価の仕損の計上
標準原価の仕損の計上方法には、2つの方法があり、
・各原価費目に加算する方法
・特別費として加算する方法
があります。
まず、各原価費目に加算する方法から見ていきます。
各原価費目に加算する方法
各原価項目に、仕損率をかけます。
直接材料費 300×1g×1% =303
直接労務費 200×1時間×1% =202
製造間接費 100×1時間×1% =101
製品1個あたり総標準製造原価 606
特別費として加算する方法
各原価項目の後、別項目で正常仕損を算定します。
直接材料費 300×1g =300
直接労務費 200×1時間 =200
製造間接費 100×1時間 =100
製品1個あたり正味標準製造原価 600
正常仕損 600(正味標準製造原価)×1% =6
製品1個あたり総標準製造原価 606
仕損に評価額がある場合
なお、仕損に評価損がある場合は、正常仕損から評価額を減額します。
仕損品評価額は1個あたり100
直接材料費 300×1g =300
直接労務費 200×1時間 =200
製造間接費 100×1時間 =100
製品1個あたり正味標準製造原価 600
正常仕損 [600(正味標準製造原価)-100(仕損費評価額)]×1% =5
製品1個あたり総標準製造原価 605
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