前提条件
製品Aの作成時、第1工程と第2工程がある。
材料はA、B、Cの三種類あり投入時期は下記のとおり。
・材料Aは、第1工程で始点で投入
・材料Bは、第2工程で平均的に投入
・材料Cは、第2工程で終点で投入
第1工程
原価配分:平均法
正常仕損の処分価値:なし
第1工程イメージ
A材料費
資料
A材料費は始点で投入
完成品個数+月末個数
2,000+12,000 ×40 =5,600
60+40
2,000+12,000-5,600=8,400
ボックス完成
加工費
資料
月初進捗度 0.6
月末進捗度 0.5
個数算定
月初:12個=20個×0.6(進捗度)
月末:20個=40個×0.5(進捗度)
当月投入:68個=60個(完成品)+20個(月末)-12個(月初)
完成品個数+月末個数
1,440+8,160 ×20 =2,400
60+20
1,440+8,160-2,400=7,200
ボックス完成
合計
月末
5,600(直接材料費)+2,400(加工費)=8,000
完成品
8,400(直接材料費)+7,200(加工費)=15,600
第2工程
第2工程イメージ
前工程費(第1工程完成品)
資料
完成品個数+月末個数
2,000+15,600 ×20 =3,520
80+20
2,000+15,600-3,520=14,080
ボックス完成
B材料
資料
進捗度
月初:0.2
月末:0.5
B材料は平均的に投入
個数算定
月初:8=40個×0.2(進捗度)
月末:10=20個×0.5(進捗度)
当月投入:82個=80個(完成品)+10個(月末)-8個(月初)
完成品個数+月末個数
800+8,200 ×10 =1,000
80+10
800+8,200-1,000=8,000
ボックス完成
C材料
資料
C材料は、終点で投入
完成品
15,000=15,000(当月投入)
ボックス完成
加工費
資料
進捗度
月初:0.2
月末:0.5
個数算定
月初:8=40個×0.2(進捗度)
月末:10=20個×0.5(進捗度)
当月投入:82個=80個(完成品)+10個(月末)-8個(月初)
完成品個数+月末個数
960+9,840 ×10 =1,200
80+10
960+9,840-1,200=9,600
ボックス完成
まとめ
月末
5,720=3,520(前工程費)+1,000(B材料)+1,200(加工費)
完成品総合原価
46,680=14,080(前工程費)+8,000(B材料)+15,000(C材料)+9,600(加工費)
完成品単位原価
583.5=46,680(完成品総合原価)÷80個(完成品)
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