わかりやすく解説! 工業簿記

設備投資の意思決定

資料

設備金額:1,100
貢献年数:2年
キャッシュインフロー
1年目:600
2年目:500
2年後の処分価値:100
資本コスト率:5%
現価係数

端数は切捨。

正味現在価値法

投資金額:△1,100
キャッシュインフロー
1年目 600:571①
2年目 500:453②
2年目 100:90③
現在価値:14
①600×0.9524(現価係数表から。1年目、資本コスト5%)
②500×0.9070(現価係数表から。2年目、資本コスト5%)
②100×0.9070(現価係数表から。2年目、資本コスト5%)

∴正味現在価値がプラスとなるため、採用すべき。




収益性指数法

上記、正味現在価値法から下記のように現在価値を算定しました。
これを用います。
1年目 600:571①
2年目 500:453②
2年目 100:90③

571(1年目現在価値)+453(2年目現在価値)+90(3年目現在価値)
1,100

=1.0127

収益性指数が1を上回るため、採用すべき。

内部利益率法

600(1年目CIF)+500(2年目CIF)+100(2年目売却) X-1,100 =
       2
=1.83333
6%と7%との間

6%
600×0.9434+500×0.8900+100×0.8900-1,100=0.0356

7%
600×0.946+500×0.8734+100×0.8734-1,100=-15.1891

6%+  0.0356   =0.002338
   0.0356+15.1891

5%(資本コスト)<6.002%

∴正味現在価値がプラスとなるため、採用すべき。

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